映画レビュー アイス・ロード
- K-STYLES
- 2021年12月1日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年7月19日
少し前になるけど、観てきました。
ざっくりとしたあらすじは…
カナダの鉱山で崩落事故が起きて
作業員が坑道内に閉じ込められる。
密封された坑道内の酸素がだんだん薄くなり
坑道内の酸素が切れて作業員が全滅する可能性が
あるので、閉じ込められた作業員を救出するのに
必要な抗口装置(大きい滑り台的なやつ)を
崩落現場まで運ばなければいけない。
抗口装置はものすごく大きく、
飛行機やヘリコプターで運ぶのは無理。
トラックで運ぶしかない。
坑道内に閉じ込められた作業員を一刻でも早く
救出するためには、最短ルートで
崩落現場まで行くしかない。
その最短ルートが「氷の道、アイスロード」を
通るルート。文字通り、氷の道なので
30トンもの機材を乗せたトラックが
氷の道を通ると、氷が割れてドライバーは
死ぬ可能性がある。
死ぬ可能性のある「死のミッション」に
勇敢にも挑むトラックドライバー達。
制限時間内に崩落現場まで機材を運ぶことが
できるのか!?閉じ込められた作業員を
無事に救出することができるのか!?
以上が、ざっくりとしたあらすじです。
観やすい映画
だなと。
運ぶ道中、人間関係で色々あったり、
抗口装置を崩落現場まで「運ばせたくない」
政治的な思枠があったりと
「人間ドラマ」も多少ありつつの
制限時間内に無事に運ぶことができるのか!?
という、単純明快な映画の内容なので
ものすごく観やすく、観る方も
ハラハラドキドキしながら観れる。
道中、一緒に装置を運ぶ仲間が
脱落していったり、主人公の弟が
◯◯したりと、そりゃ全員無事に
崩落現場まで辿り着けるわけないよなという
「お約束」もちゃんと入れつつ
密封された坑道内の人間ドラマ、
ドライバー達の人間ドラマをちゃんと
交互に観せて「緊迫感」を演出している。
VFX、CGもスゴイ
具体的には
・氷が波打つシーン(ネタバレww)
の、VFX、CGがスゴイ!!
仕事柄「そういった目線」でも
映画を観ているんだけど、
氷が波打つシーンが
ものすごく迫力がある。
アングル、緻密に計算されたであろう
氷の揺れ方等々、VFX、CGの技術力の
高さを堪能しまくり。
公式HPのプロダクションノートを
確認すると…
「氷の道」は湖の上に実際に2kmの
「氷の道」を作ったらしい。
氷が割れるシーンは、アイスリンクの中に
大きな穴を掘って、そこに水を張って
凍らせ、デジタル処理はしていないらしい。
氷の割れ目に落ちるシーンは(ネタバレww)
主人公達は、実際に氷の割れ目に
落ちたんだと。
考えただけでも寒くなってきた…。
本物ならではのスリル
迫力あるVFX、CGと、本物ならではの
スリルを実際に自分の目で観てみては
いかがでしょうか!?
総評としては
観て損はしない映画。
緊迫感、ハラハラドキドキ感を
ちゃんと味わえる映画。
といったところでしょうか。
個人評価(星5つで満点)
★3.5
迫力あるシーンをぜひ映画館で。
それでは、また( ´ ▽ ` )
Comments